白髪って何で出来るの?必要な栄養素は?35歳からの白髪の対処方法
鏡を見ていて、美容室に行って、髪をまとめたときに、あれあれ⁉今何かキラリと光らなかった?目の錯覚⁉と疑いたくなる光景を体験したことはありませんか?
筆者はアラサーになって、ちらほら頭に光物が出てきました…えぇ白髪です!白髪なんて、まだまだ先の悩みと思っていたのですが、自分の中では意外にも早く登場してしまい焦っております。
調べてみると白髪は30歳ごろから見え始め、35歳くらいから本格的に生え始める人が多いのだとか。なんだ平均的な年齢じゃん!焦ることないか…ってそうゆう問題ではありません。
白髪が出てくると一気に老けたような気がしますし、何とかして白髪対策をしたい!そこで今回は35歳からの白髪対策についてです!
目次をひらく(*˘︶˘*)♡✧✧✧✧✧
白髪が生える原因
そもそも何で白髪って生えるのでしょうか、そして増えるのでしょうか?そんな根本を探ってみました。
白髪が生える原因として考えられているのは、以下のことのようです。
- ストレス
- 遺伝
- 食生活の乱れ
- 病気や薬
- 過激なダイエット
- ホルモンバランスの崩れ
1つ1つ説明していきます。
1.ストレス
強いストレスで髪全体が突然真っ白になる!なんて話を聞いたことがありますが、それはどうやら間違った情報のようです。髪全体が真っ白になることはありませんが、髪の根元が一気に白くなってしまうことはあります。
これは毛根付近にある、髪の毛に黒い色素をつけるメラノサイトという細胞が突然働かなくなるためです。ストレスにより黒い色素をつける力が働かなくなることによって白髪が生まれてしまいます。
2.遺伝
親が若白髪だったから自分も若白髪の体質だ、と思っている人もいるかもしれませんが実は若白髪体質の遺伝については、解明されていないのです。
遺伝によるものというよりは、他の項目にあるストレスや食生活の乱れによるものが大きいのではないかといわれています。
3.食生活の乱れ
食生活の乱れが一番身近な白髪の原因として考えられそうです。レトルト食品や冷凍食品、ファストフードなど偏った食生活をしていると、これも白髪の原因になってしまいます。
それはなぜかというと、これもメラノサイトという細胞が関わってきます。メラノサイトに十分な栄養分が行き届かないと、髪の黒い色素を作る力が弱まってしまい白髪になってしまいます。
どうやらメラノサイトという細胞が色素を作れるか作れないかによって白髪が出来るかできないかが大きく変わってくるようです。
4.病気や薬
薬を常時服用している方や自己免疫性疾患にかかっている方は、それが原因で白髪が出来てしまっているかもしれません。薬の副作用については、かかっている病院の医師に確認してみるのが良いと思います。
自己免疫性疾患とは、自分の細胞や臓器などに過剰に反応し排除しようとしてしまう疾患のことで、悪性貧血や甲状腺疾患などが挙げられます。気になる方は医療機関にご相談されることをお勧めします。
5.過激なダイエット
過激なダイエットも栄養分の偏りや不足を招きます。夏だから痩せよう!と食事を抜いたり、何か1種類の食べ物しか食べないなど過激なダイエットをすることで、体の中から必要な栄養分が失われてしまいます。
そうすると、体は生命維持のために体の中に残っている栄養分を使って生命維持活動を行うようになります。すると、これもまた同じようにメラノサイトに栄養分が行き渡らなくなります。そして白髪が生まれるという訳です。
ダイエットをするのならば食事量を減らすのではなく運動量を増やして健康的に痩せるというのが凄く凄く大切です。特に35歳以上の方は食事量を減らすと筋肉まで減ってしまうので、バランスの良い食事をしながらのダイエットが大切です。
6.ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスというのは、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスのことを言いますが、男性は男性ホルモンが多く女性は女性ホルモンの方が多くなっています。白髪が出来るホルモンバランスの乱れについては、女性モルモンが大きく関係していました。
女性ホルモンには肌や髪をキレイに保つ力があるのですが、その女性ホルモンが減少してしまうと白髪が多くなってしまうのです。女性ホルモンのバランスを崩す原因は、ストレスや過激なダイエット、妊娠中や更年期によるものです。
白髪が出来やすい生活習慣
白髪が出来る原因はわかりましたが、日ごろの生活でもう少し詳しく見ていきましょう。どのような生活習慣が白髪を生むのでしょうか。
- 食生活
- 飲酒
- 睡眠不足
- 運動不足
- 喫煙
- ストレス
- 髪の老化
以上が考えられます。食生活は先にも書いたように、インスタント食品やファストフードなど偏った食生活をすることで栄養不足になることが原因でした。
他の項目を見てみると、睡眠不足や運動不足、喫煙・飲酒はどれも血流が悪くなる原因と考えられます。そうすると、栄養不足と血行不良が白髪を生み出す原因と考えられます。良質な栄養分を摂取することで体の血流も良くなりますし、運動や睡眠によって体内の循環が良くなることも良く知られています。
白髪に効果的な食べ物
白髪を防止するためには良質な栄養分を摂取することが大切です。そのためには食生活の改善から始めましょう。白髪に効果的な食品をご紹介します。
亜鉛を多く含む食品
亜鉛は育毛や免疫力を高めるために必須な要素です。ミネラルを多く含んでおり、新陳代謝を促進し体を老化から守ってくれる働きをします。
髪の色素を作るメラノサイトの働きも活発にし、白髪の予防に効果的です。
亜鉛を含む食品
- 牡蠣
- 豚肉
- 牛肉
- チーズ
- ナッツ
アミノ酸を多く含む食品
髪の黒色の色素のもとは、たんぱく質が分解されてできたアミノ酸です。アミノ酸がなければ色素が生まれません。特にチロシンというアミノ酸が髪を黒くする働きをしており、チロシンを活性化させるには同時に銅を摂取する必要があります。
アミノ酸を含む食品
- きな粉
- ごま
- ココア
- 大豆
- 味噌
銅を多く含む食品
- タコ
- イカ
- 大豆
- 海苔
アルギニンを多く含む食品
アミノ酸の一種で必須アミノ酸であるアルギニンは、体内で生成することが出来ないので食品から摂取する必要があります。効果としては成長ホルモンの分泌と血行促進の効果があります。結果として代謝が上がり白髪や抜け毛の防止に効果があるという訳です。
アルギニンを含む食品
- 豚肉
- 大豆
- きな粉
- 鶏卵
ポリフェノールを多く含む食品
活性酸素が多くなると血行不良などを起こし白髪の原因や白髪が進行することの原因になってしまいます。そこで活性酸素を抑制する効果があるポリフェノールも白髪の防止に役立ちます。ポリフェノールは水溶性の為、体内から排出されやすい素材なので小まめに摂取する必要があります。ポリフェノールは他にもアンチエイジング効果があるので、肌の活性化にも役立つ優れものです。
ポリフェノールが含まれる食品
- ブルーベリー
- チョコレート
- ココア
- 緑茶
- 紅茶
- なす
白髪が出来てしまった時の対処法
今まで紹介した中では、食生活の改善と規則正しい生活を心がけることで白髪の防止に繋がるとお伝えしましたが、他にも白髪の対処法をお伝えします。
頭皮マッサージをする
頭皮の血行が悪くなることでメラノサイトが働かなくなってしまい白髪が生まれてきてしまいます。定期的に頭皮マッサージをするなどして血行を促進しましょう。
お風呂上りや夜寝る前などにマッサージをして頭皮をほぐしてあげるだけでも効果があります。また個人的にオススメなのが、美容室に行ったときにヘッドスパメニューも追加で施術してもらうということです。美容室って頻度としては2~3か月に1回くらいが平均的だと思うので、その時に本格的な頭皮のマッサージをしてもらうことで頭皮がしっかりほぐれて良いです。
紫外線対策をする
実は今までの話に出てきませんでしたが、紫外線も白髪を生む原因になってしまうことがあります。強い紫外線はメラノサイトを刺激し、色素を作る力を弱めてしまいます。また紫外線に当たることで活性酸素が生まれてしまい、これもまた白髪を作る原因になってしまいます。
今は髪にも使える日焼け止めもありますし、髪だけでなく肌の紫外線対策も一緒にし体内の活性酸素を作らないような努力をしましょう。
おわりに
気になる35歳からの白髪対策についてでした。なんとしてでも頭から光るものをなくしたい!という執念によって生まれたこの記事!食生活を改善し生活習慣を見直して健康的に白髪を撲滅するぞ!と気合十分な筆者です。
白髪でお悩みの方に少しでも力になれればと思います。
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